ユミ関関同立に行きたいけど、学部が多すぎてどこなら届くのかわかりません。



進研模試では偏差値65なのに、ネットの表には57.5と書いてあります。どっちが本当ですか?



うちの子の偏差値で現実的なのはどの学部か、親としても知っておきたいです。
関関同立の学部別偏差値は、河合塾基準で50.0〜67.5、ベネッセ(進研模試)基準で51〜76です。
同じ学部でも、どの模試の基準で見るかによって数値が10前後変わります。
進研模試で偏差値65の人が、ネットでよく見る河合塾基準の57.5と比べて余裕だと感じたら、それは基準のズレが生んだ錯覚です。
私は、22年間私立中高一貫校で教師し、現在はオンライン大学受験指導塾スタディリンクを運営しています。
この記事では、関関同立の全学部を系統別に整理し、河合塾・ベネッセ両方の基準で偏差値ランキングにしました。
読み終える頃には、自分の模試の結果で立ち位置を正しく測り、現実的な志望学部を絞り込めるようになります。
ランキングは、自分が受けている模試と同じ基準で見ることが鉄則です。



表の数字に一喜一憂する前に、正しい見方から一緒に確認していきましょう。
著者プロフィール


中高一貫校の教員として22年間勤務。
学年主任を務めながら、東大・京大・医学部を含む国公立大受験の指導に携わる。
過去に担任したクラスの国公立大合格率はMAX70%!
2025年4月より「創太先生の大学合格ナビ」(旧:国公立大合格ナビ)を運営。
2026年3月よりオンライン大学受験指導塾スタディリンクを開校
私が情報発信を始めた理由と使命
教員として多くの生徒と向き合ってきましたが、どれだけ頑張っても伝えられる相手は限られていました。クラスの生徒・保護者・せいぜい学年内まで…。
もっと多くの人に、
- 大学受験の有益な情報を届けたい
- 志望校合格を諦めないでほしい
- 合格を勝ち取る喜び・成長を体験してほしい
このブログは、教員の枠を超えて皆さんの大学受験の悩みに応える新しい挑戦です。
中高一貫校22年の創太先生が、学習の相談や悩みに答えます!
中高一貫校22年の経験を元に答えます!


関関同立 文系の系統別偏差値ランキング


まずは文系8系統のランキングです。
各系統で4大学の学部を偏差値の高い順に上から並べ、河合塾基準で順位を付けて、ベネッセ(進研模試)の値を併記しました。
結論から言うと、文系の主要系統はほぼすべて同志社大学がトップです。
ただし国際・外国語系だけは、模試の基準によって首位が入れ替わります。
偏差値の出典は、パスナビ(河合塾提供・2026年7月1日更新の2027年度入試予想)とマナビジョン(ベネッセ・進研模試のB判定値)です。
表を見るときは、次の3点に注意してください。
- 偏差値の幅は学科・入試方式による違い
- ベネッセの上限は共通テスト利用が中心
- 一般入試の目安は中央〜下限寄り
なお、関東のMARCHと迷っている場合は、先に大学群同士の比較記事を読むと整理しやすいです。


関関同立の法学部ランキング
| 順位 | 大学・学部 | 河合塾 | ベネッセ |
|---|---|---|---|
| 1 | 同志社大学 法学部 | 60.0 | 69〜71 |
| 2 | 関西大学 法学部 | 57.5〜60.0 | 65〜69 |
| 3 | 立命館大学 法学部 | 55.0〜57.5 | 64〜69 |
| 4 | 関西学院大学 法学部 | 52.5〜55.0 | 61〜69 |
| 順位 | 大学・学部 | 河合塾 | ベネッセ |
|---|---|---|---|
| 1 | 同志社大学 法学部 | 60.0 | 69〜71 |
| 2 | 関西大学 法学部 | 57.5〜60.0 | 65〜69 |
| 3 | 立命館大学 法学部 | 55.0〜57.5 | 64〜69 |
| 4 | 関西学院大学 法学部 | 52.5〜55.0 | 61〜69 |
法学系は同志社法がトップで、河合塾基準では関大法が2番手につけています。
ベネッセ基準でも並びはほぼ変わらず、系統内の序列が安定している系統です。
関学法は河合塾基準52.5〜55.0で、法学系の中では最も手が届きやすい位置にあります。
関関同立の政策系学部ランキング
| 順位 | 大学・学部 | 河合塾 | ベネッセ |
|---|---|---|---|
| 1 | 同志社大学 政策学部 | 60.0 | 69〜70 |
| 2 | 立命館大学 政策科学部 | 55.0〜57.5 | 60〜68 |
| 3 | 関西大学 政策創造学部 | 52.5〜57.5 | 60〜69 |
| 4 | 関西学院大学 総合政策学部 | 52.5 | 55〜69 |
| 順位 | 大学・学部 | 河合塾 | ベネッセ |
|---|---|---|---|
| 1 | 同志社大学 政策学部 | 60.0 | 69〜70 |
| 2 | 立命館大学 政策科学部 | 55.0〜57.5 | 60〜68 |
| 3 | 関西大学 政策創造学部 | 52.5〜57.5 | 60〜69 |
| 4 | 関西学院大学 総合政策学部 | 52.5 | 55〜69 |
政策系は、法律・経済・社会を横断して学ぶ学際的な系統です。
序列は法学系とほぼ同じ並びですが、全体に法学部より入りやすい水準に収まっています。
社会科学に幅広く興味がある人にとって、現実的な選択肢になりやすい系統です。
関関同立の経済学部ランキング
| 順位 | 大学・学部 | 河合塾 | ベネッセ |
|---|---|---|---|
| 1 | 同志社大学 経済学部 | 60.0 | 70〜72 |
| 2 | 関西大学 経済学部 | 57.5〜60.0 | 64〜70 |
| 3 | 立命館大学 経済学部 | 55.0〜60.0 | 60〜65 |
| 4 | 関西学院大学 経済学部 | 55.0 | 60〜69 |
| 順位 | 大学・学部 | 河合塾 | ベネッセ |
|---|---|---|---|
| 1 | 同志社大学 経済学部 | 60.0 | 70〜72 |
| 2 | 関西大学 経済学部 | 57.5〜60.0 | 64〜70 |
| 3 | 立命館大学 経済学部 | 55.0〜60.0 | 60〜65 |
| 4 | 関西学院大学 経済学部 | 55.0 | 60〜69 |
経済系も同志社経済が頭一つ抜けています。
注目は関大経済で、河合塾基準では57.5〜60.0と立命・関学を上回る水準です。
一方ベネッセ基準では立命経済が60〜65とやや控えめに出ており、2位以下の見え方は基準によって少し変わります。
関関同立の商学部ランキング
| 順位 | 大学・学部 | 河合塾 | ベネッセ |
|---|---|---|---|
| 1 | 同志社大学 商学部 | 60.0〜62.5 | 71〜72 |
| 2 | 関西大学 商学部 | 55.0〜57.5 | 64〜71 |
| 3 | 関西学院大学 商学部 | 55.0 | 64〜70 |
| ― | 立命館大学 | 該当学部なし | ― |
| 順位 | 大学・学部 | 河合塾 | ベネッセ |
|---|---|---|---|
| 1 | 同志社大学 商学部 | 60.0〜62.5 | 71〜72 |
| 2 | 関西大学 商学部 | 55.0〜57.5 | 64〜71 |
| 3 | 関西学院大学 商学部 | 55.0 | 64〜70 |
| ― | 立命館大学 | 該当学部なし | ― |
商学部を持つのは関大・関学・同志社の3大学で、立命館にはありません。
同志社商は河合塾基準60.0〜62.5と、文系全系統の中でも最高クラスの難易度です。
立命館でマーケティングや会計を学びたい場合は、経営学部が受け皿になります。
関関同立の経営学部ランキング
| 順位 | 大学・学部 | 河合塾 | ベネッセ |
|---|---|---|---|
| 1 | 立命館大学 経営学部 | 57.5 | 62〜72 |
| ― | 関西大学 | 該当学部なし | ― |
| ― | 関西学院大学 | 該当学部なし | ― |
| ― | 同志社大学 | 該当学部なし | ― |
| 順位 | 大学・学部 | 河合塾 | ベネッセ |
|---|---|---|---|
| 1 | 立命館大学 経営学部 | 57.5 | 62〜72 |
| ― | 関西大学 | 該当学部なし | ― |
| ― | 関西学院大学 | 該当学部なし | ― |
| ― | 同志社大学 | 該当学部なし | ― |
経営学部を持つのは、関関同立では立命館だけです。
商学はマーケティング・会計が中心、経営学は経営戦略・組織論が中心という違いはありますが、学べる内容は大きく重なります。
立命経営は河合塾基準57.5で、関大商・関学商と同じ水準です。
関関同立の文学部ランキング
| 順位 | 大学・学部 | 河合塾 | ベネッセ |
|---|---|---|---|
| 1 | 同志社大学 文学部 | 57.5〜62.5 | 69〜74 |
| 2 | 立命館大学 文学部 | 52.5〜60.0 | 62〜70 |
| 3 | 関西大学 文学部 | 52.5〜57.5 | 65〜69 |
| 4 | 関西学院大学 文学部 | 52.5〜57.5 | 57〜69 |
| 順位 | 大学・学部 | 河合塾 | ベネッセ |
|---|---|---|---|
| 1 | 同志社大学 文学部 | 57.5〜62.5 | 69〜74 |
| 2 | 立命館大学 文学部 | 52.5〜60.0 | 62〜70 |
| 3 | 関西大学 文学部 | 52.5〜57.5 | 65〜69 |
| 4 | 関西学院大学 文学部 | 52.5〜57.5 | 57〜69 |
文・人文系も同志社文がトップです。
立命文は河合塾基準52.5〜60.0と幅が広く、選ぶ専攻(学域)によって難易度が大学1ランク分ほど変わります。
同じ文学部でも専攻ごとの差が大きい系統なので、学部名だけでなく専攻単位で調べてから出願してください。
関関同立の社会・心理系ランキング
| 順位 | 大学・学部 | 河合塾 | ベネッセ |
|---|---|---|---|
| 1 | 同志社大学 社会学部 | 57.5〜62.5 | 67〜75 |
| 2 | 同志社大学 心理学部 | 60.0 | 70〜75 |
| 3 | 立命館大学 総合心理学部 | 57.5〜60.0 | 61〜71 |
| 4 | 関西大学 社会学部 | 55.0〜57.5 | 61〜70 |
| 5 | 立命館大学 産業社会学部 | 52.5〜57.5 | 60〜67 |
| 6 | 関西学院大学 社会学部 | 52.5〜57.5 | 63〜69 |
| 順位 | 大学・学部 | 河合塾 | ベネッセ |
|---|---|---|---|
| 1 | 同志社大学 社会学部 | 57.5〜62.5 | 67〜75 |
| 2 | 同志社大学 心理学部 | 60.0 | 70〜75 |
| 3 | 立命館大学 総合心理学部 | 57.5〜60.0 | 61〜71 |
| 4 | 関西大学 社会学部 | 55.0〜57.5 | 61〜70 |
| 5 | 立命館大学 産業社会学部 | 52.5〜57.5 | 60〜67 |
| 6 | 関西学院大学 社会学部 | 52.5〜57.5 | 63〜69 |
心理学を学部として持つのは、同志社(心理学部)と立命館(総合心理学部)の2大学だけです。
関学は文学部の総合心理科学専修、関大は社会学部の心理学専攻で心理学を学びます。
同志社心理は河合塾基準60.0と法・経済に並ぶ水準で、心理系人気の高さがうかがえます。
関関同立の国際・外国語系ランキング
| 順位 | 大学・学部 | 河合塾 | ベネッセ |
|---|---|---|---|
| 1 | 関西学院大学 国際学部 | 60.0〜67.5 | 66〜75 |
| 2 | 立命館大学 国際関係学部 | 57.5〜67.5 | 69〜75 |
| 3 | 同志社大学 グローバル・コミュニケーション学部 | 57.5〜62.5 | 68〜76 |
| 4 | 同志社大学 グローバル地域文化学部 | 57.5〜62.5 | 69〜76 |
| 5 | 関西大学 外国語学部 | 57.5〜60.0 | 69〜72 |
| 順位 | 大学・学部 | 河合塾 | ベネッセ |
|---|---|---|---|
| 1 | 関西学院大学 国際学部 | 60.0〜67.5 | 66〜75 |
| 2 | 立命館大学 国際関係学部 | 57.5〜67.5 | 69〜75 |
| 3 | 同志社大学 グローバル・コミュニケーション学部 | 57.5〜62.5 | 68〜76 |
| 4 | 同志社大学 グローバル地域文化学部 | 57.5〜62.5 | 69〜76 |
| 5 | 関西大学 外国語学部 | 57.5〜60.0 | 69〜72 |
国際・外国語系は、関関同立で唯一、模試の基準によって首位が入れ替わる系統です。
河合塾基準では関学国際がトップですが、ベネッセ基準では同志社の2学部が上限76と最上位に立ちます。
どの基準で見るかによって景色が変わる、この記事の主張を象徴する系統と言えます。
もう1つ大切な注意点があります。
純粋な外国語学部は
関西大学だけ
国際系の学部は英語を使って国際関係や教養を学ぶのに対し、外国語学部は言語運用のプロを育てる学部です。
名前の印象が似ていても学ぶ中身は別物なので、必ずカリキュラムを確認してから志望を決めてください。



偏差値は河合塾とベネッセで意味が違うので、必ず同じ基準の列で比べてくださいね。
関関同立 理系の系統別偏差値ランキング


続いて理系のランキングです。
理系は文系より大学間の差が小さく、どの学科を選ぶかの比重が大きくなります。
ただし表を見る前に、知っておくべき前提が1つあります。
関関同立は理系学部の切り方が違う
理系学部の構成は、4大学でまったく違います。
- 関学:理・工・生命環境・建築の4学部に分離
- 同志社:理工学部が一体(+生命医科学部)
- 立命館:理工学部が一体(+情報理工など)
- 関大:工学系3学部で理学部なし
関学は2021年の再編で理系を4学部に分けました。
学部名だけを並べると比較の単位が揃わないため、本記事では学びの内容ごとに系統を分けて表にしています。
学科単位のさらに細かい比較は、系統ごとに別の記事で扱う予定です。
関関同立の理工系学部ランキング
| 順位 | 大学・学部 | 河合塾 | ベネッセ |
|---|---|---|---|
| 1 | 同志社大学 理工学部 | 57.5〜62.5 | 62〜72 |
| 2 | 関西大学 システム理工学部 | 50.0〜60.0 | 53〜62 |
| 3 | 関西大学 環境都市工学部 | 50.0〜60.0 | 52〜62 |
| 4 | 立命館大学 理工学部 | 50.0〜57.5 | 52〜62 |
| 5 | 関西大学 化学生命工学部 | 52.5〜57.5 | 53〜60 |
| 6 | 関西学院大学 工学部 | 50.0〜55.0 | 51〜62 |
| 7 | 関西学院大学 理学部 | 52.5 | 51〜59 |
| 順位 | 大学・学部 | 河合塾 | ベネッセ |
|---|---|---|---|
| 1 | 同志社大学 理工学部 | 57.5〜62.5 | 62〜72 |
| 2 | 関西大学 システム理工学部 | 50.0〜60.0 | 53〜62 |
| 3 | 関西大学 環境都市工学部 | 50.0〜60.0 | 52〜62 |
| 4 | 立命館大学 理工学部 | 50.0〜57.5 | 52〜62 |
| 5 | 関西大学 化学生命工学部 | 52.5〜57.5 | 53〜60 |
| 6 | 関西学院大学 工学部 | 50.0〜55.0 | 51〜62 |
| 7 | 関西学院大学 理学部 | 52.5 | 51〜59 |
理工系は同志社理工が頭一つ抜け、残る3大学は河合塾基準50.0〜57.5の帯に密集しています。
各学部の偏差値の幅が広いのは、学科による難易度差が大きいためです。
理系は学部名より学科名で比べることが、文系以上に重要になります。
関関同立の情報・データ系ランキング
| 順位 | 大学・学部 | 河合塾 | ベネッセ |
|---|---|---|---|
| 1 | 立命館大学 情報理工学部 | 57.5 | 57〜63 |
| 2 | 関西大学 総合情報学部 | 52.5〜55.0 | 56〜65 |
| 3 | 関西大学 ビジネスデータサイエンス学部 | 52.5 | 63〜68 |
| ― | 同志社大学 | 該当学部なし | ― |
| ― | 関西学院大学 | 該当学部なし | ― |
| 順位 | 大学・学部 | 河合塾 | ベネッセ |
|---|---|---|---|
| 1 | 立命館大学 情報理工学部 | 57.5 | 57〜63 |
| 2 | 関西大学 総合情報学部 | 52.5〜55.0 | 56〜65 |
| 3 | 関西大学 ビジネスデータサイエンス学部 | 52.5 | 63〜68 |
| ― | 同志社大学 | 該当学部なし | ― |
| ― | 関西学院大学 | 該当学部なし | ― |
情報系が独立した学部になっているのは、立命館の情報理工と関大の総合情報・ビジネスデータサイエンスです。
同志社は理工学部内の情報系学科、関学は工学部内の情報工学課程で学べます。
2025年新設の関大ビジネスデータサイエンスは、河合塾基準52.5に対しベネッセ基準では63〜68と高めに出ている点が特徴的です。
関関同立の生命・薬・建築系ランキング
| 系統 | 大学・学部 | 河合塾 | ベネッセ |
|---|---|---|---|
| 生命 | 同志社大学 生命医科学部 | 55.0〜60.0 | 59〜72 |
| 生命 | 立命館大学 生命科学部 | 52.5〜55.0 | 54〜63 |
| 生命 | 関西学院大学 生命環境学部 | 52.5〜55.0 | 51〜61 |
| 薬 | 立命館大学 薬学部 | 52.5〜55.0 | 54〜62 |
| 建築 | 関西学院大学 建築学部 | 52.5 | 54〜61 |
| 系統 | 大学・学部 | 河合塾 | ベネッセ |
|---|---|---|---|
| 生命 | 同志社大学 生命医科学部 | 55.0〜60.0 | 59〜72 |
| 生命 | 立命館大学 生命科学部 | 52.5〜55.0 | 54〜63 |
| 生命 | 関西学院大学 生命環境学部 | 52.5〜55.0 | 51〜61 |
| 薬 | 立命館大学 薬学部 | 52.5〜55.0 | 54〜62 |
| 建築 | 関西学院大学 建築学部 | 52.5 | 54〜61 |
薬学部は関関同立で立命館だけ、建築学部は関学だけです。
関大では環境都市工学部の建築学科、生命分野では化学生命工学部が近い内容を扱います。
生命系のトップは同志社生命医科で、河合塾基準55.0〜60.0です。
なお立命館には2026年新設のデザイン・アート学部(河合塾基準55.0)もあります。
新設学部は過去の入試データがなく倍率が読みにくいので、志望する場合は最新の入試情報を必ず確認してください。
関関同立の偏差値は模試基準で10違う


ここまでの表で、河合塾とベネッセの数値が大きく違うことに気づいたはずです。
同じ学部なのに10前後ズレるのは、どちらかが間違っているからではありません。



学校では進研模試しか受けたことがないです。それでも大丈夫ですか?



大丈夫ですよ。基準の違いさえ知っていれば、進研模試の偏差値で十分判断できます。
関関同立の同じ学部でも10違う
例えば関大法は、河合塾基準で57.5〜60.0、ベネッセ基準で65〜69です。
数字だけ見ると別の学部のようですが、指している難易度は同じです。
河合57.5と進研65は
ほぼ同じ位置
進研模試で65を取った人が、河合塾基準の57.5を見て余裕だと感じるのは危険です。
実際にはボーダーライン上の勝負で、対策の手を緩めていい位置ではありません。
逆にマナビジョンの65〜69という数字を見て、届くはずがないと落ち込む必要もありません。
違いの正体は母集団の学力層
数値がズレる理由は、模試を受けている集団の違いにあります。
- 進研模試:全学力層が受ける→高く出る
- 全統模試:受験層が中心→低く出る
進研模試は高校単位で一斉に受けるため、大学受験をしない生徒も母集団に含まれます。
河合塾の全統模試は大学受験を意識した層が中心なので、母集団の平均レベルが高く、同じ実力でも偏差値は低く出ます。
私立と国公立の偏差値を直接比べられないのも、同じ理由です。
関関同立と国公立大学の難易度換算は、別の記事で詳しく解説しています。


ランキングと照らす3つの手順
自分の立ち位置は、次の3つの手順で確認してください。
- 直近の模試がどちらの基準か確認する
- 同じ基準の列と自分の偏差値を比べる
- 判定と過去問の得点で最終確認する
進研模試ならベネッセの列、全統模試なら河合塾の列だけを見れば十分です。
進研模試の偏差値から8〜10引くと河合塾基準の目安になりますが、換算はあくまで概算にすぎません。
22年間受験生を見てきた実感としても、最後に合否を分けるのは模試の数字ではなく、過去問で得点できるかどうかです。
関関同立で偏差値50台から狙える学部


ランキングを見て、届く学部がないと感じた人も安心してください。
関関同立には、河合塾基準50.0〜52.5から狙える学部が確実に存在します。
河合塾基準50.0〜52.5の学部一覧
河合塾基準で50.0〜52.5から出願を狙える主な学部は次の通りです。
- 関大:人間健康・社会安全・総合情報など
- 関学:神・総合政策・人間福祉・理系4学部
- 同志社:なし(最低でも55.0)
- 立命館:スポーツ健康科学・映像など
理系では、関大の工学系や立命理工・生命科学・薬にも下限50.0〜52.5の学科・方式があります。
同志社だけは
50台前半の学部なし
同志社志望の場合は、偏差値55.0を最低ラインとして計画を立てる必要があります。
関関同立に狙い目が生まれる3つの背景
同じ大学なのに偏差値が低い学部があるのには、共通する背景があります。
- 郊外キャンパスで通学の利便性が劣る
- 新設・改組で知名度が浸透していない
- 学部名から学ぶ内容を想像しにくい
つまり狙い目学部は、教育の質が低いわけではありません。
大学のブランドや就職支援はそのままに、人気の偏りによって入りやすくなっているだけです。
関関同立の狙い目学部を選ぶ条件



大学名を優先するか、行きたい学部を優先するか、親子で意見が割れています。



決め手は本人が学ぶ内容を楽しめるかどうかです。名前だけで選ぶと後悔しますよ。
狙い目学部を選んでいい条件はただ1つ、学ぶ内容に興味を持てるかどうかです。
得意と適性は一致しません。
偏差値が届くからという理由だけで学部を選び、進学後にモチベーションを失う学生を22年間で何人も見てきました。
保護者の方は、入りやすいからと学部を押し付けるのは避けてください。
本人が納得して選んだ志望校こそが、最後の粘りと伸びにつながります。
関関同立 偏差値ランキングとの付き合い方


判定や偏差値との向き合い方は、動画でも詳しく解説しています。
最後に、ランキングという道具の正しい使い方をお伝えします。
数字に振り回されるか、味方につけるかで、残りの受験生活は大きく変わります。
ランキングは今の距離を測る道具
偏差値ランキングは、志望順位を決めるためのものではありません。
順位表ではなく
距離を測る道具
現在地と志望学部の距離がわかれば、残り期間で何をどれだけやるかという戦略が立てられます。
距離を測ったら、あとは埋める作業に集中するだけです。
A判定でも落ちE判定でも受かる
私の22年間の実感では、A判定でも20%は落ちる可能性があり、E判定でも20%は受かる可能性があります。
判定は現時点の目安であって、合否を決めるのは入試本番の得点だけです。
そして現役生が最も伸びるのは、試験1ヶ月前から当日にかけての時期です。
今の偏差値がランキングに届いていなくても、諦める理由にはなりません。
E判定からの具体的な戦略は、こちらの記事にまとめています。


関関同立は過去問との相性で決める
偏差値がボーダーを超えていても、過去問との相性が悪ければ油断できません。
逆に少し足りなくても、過去問で得点できるなら十分戦えます。
自分の学力を志望学部の過去問に合わせて調整していく作業が、合否を分けます。
関関同立は大学・学部ごとに問題の癖が違うので、秋以降は必ず志望学部の過去問で得点力を確認してください。
過去問を始める時期と年数の目安は、こちらの記事で解説しています。


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まとめ
関関同立の学部別偏差値ランキングの要点を整理します。
- 偏差値は河合塾50.0〜67.5・ベネッセ51〜76
- 文系主要系統は同志社がトップ
- 国際・外国語系は基準で首位が入れ替わる
- 自分の模試と同じ基準の列で比べる
- 最後は過去問との相性と興味で決める
進研模試の偏差値とネットの偏差値表を直接比べないこと、まずはそこから始めてください。
情報系・心理系・建築系など、学科単位の詳しい比較は今後の記事で順番に紹介する予定です。
ランキングとの距離が遠く見えても、現役生は最後の1ヶ月で驚くほど伸びます。
正しい地図を手に入れたあなたなら、ここから十分に間に合います。



ランキングは敵ではなく、戦略を立てるための地図ですよ。
関関同立の学部ランキングQ&A
関関同立の学部ランキングについて、よくある質問に答えます。


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