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2025年度から新課程入試 共通テスト情報Ⅰの試験が始まりました。

情報の共通テスト対策できていないけど高得点狙えるかな?



情報の対策は何をやったらいいかわからない⋯。



情報の対策には塾や教材が必要かしら?
共通テストの情報Ⅰは2025年1月の共通テストから多くの国公立大学で必須になった科目です。
不十分な対策で共通テストに望んでも高得点は期待できません。
この記事では、情報Ⅰ共通テスト初年度の問題分析から見えた攻略法と、効率的な対策方法を詳しく解説します。



21年間中高一貫校で受験指導してきた私が皆さんの疑問に答えます!
この記事を読んでいるあなたは、今すぐに共通テスト情報Ⅰ対策を始めましょう。
もし、他の教科で手一杯なら、情報Ⅰ対策は後回しにしても構いません。記事を読んで今後の見通しを立てておきましょう。
この記事では、効率よく受験対策して高得点を取る方法をお伝えします。しっかり対策して高得点を狙いましょう!
著者プロフィール



中高一貫校の教員として21年間勤務してきたK先生です!
皆さんの大学進学のサポートをさせていただきます!
詳細はこちら
愛知県出身/国公立大学農学部卒
中高一貫校の教員として21年間勤務。
学年主任を務めながら、東大・京大・医学部を含む難関大受験の指導に携わる。
2025年4月より教育ブログ「EduWave 学びの探究」を運営。
教員歴21年の私がブログを始めた理由と使命
教員として多くの生徒と向き合ってきましたが、どれだけ頑張っても伝えられる相手は限られていました。クラスの生徒・保護者・せいぜい学年内まで…。
もっと多くの人に、
- 大学受験に関する有益な情報
- 日本の教育の良さや課題
- これからの時代に必要な力
を届けたい。
このブログは、教員という枠を超えて、大切なことを伝えるための新しい挑戦です。
共通テスト情報Ⅰの問題概要と対策プラン
2025年度 問題構成と平均点
大問は全4問で以下のような構成になっています。試験時間は60分です。
大問 | 出題分野 | 配点 | 設問数 | マーク数 |
---|---|---|---|---|
第1問 | 小問集合 | 20 | 4 | 11 |
第2問 | A データ の活用 |
30 | 4 | 9 |
B シミュ レーション |
3 | 7 | ||
第3問 | プログラ ミング |
25 | 3 | 12 |
第4問 | データ の活用 |
25 | 4 | 12 |
合計 | 100 | 18 | 51 |
- 受験者数 279,718 人(全志願者の60.5%)
共通テストの全志願者 462,066 人 - 平均点 69.26 点
引用元:独立行政法人 大学入試センター
情報Ⅰ必須1年目の学年なので、比較的難易度は低めに設定されました。
新課程入試1年目の問題は比較的平均点が高くなる傾向があります。この傾向はセンター試験の時代から続いています。



2026年度の情報は難化すると思っておいた方がいいよ!
いつから始めればいい?
この記事を読んでいるあなたは今すぐに情報Ⅰの対策を始めましょう。早ければ早いほど高得点の可能性は高まります。
ただし、情報よりも先にやらなければならない主要科目がたくさんあります。その上で空いた時間を使って情報の勉強を少しずつ始めましょう。
受験勉強のメインは主要教科だけど、情報対策の見通し(プラン)は立てて置いた方がいいよね。
・高校1・2年生から(余裕を持った対策プラン)
・高校3年生夏休み前(効率重視の対策プラン)
・高校3年生秋以降の人(最短ルート対策プラン)
高校1・2年生から 余裕のあるプラン
- 授業内容が新鮮なうちに基礎を固められる
- 定期テストで知識の定着を図りやすい
- 模試や過去問演習に早めに取り組める
普通科の高校では、高1または高2で週2時間の情報の授業が行われています。
この段階にいる皆さんは、共通テスト情報対策において最も有利なポジションにいます。
まずは、授業と定期テストで理解度を高めておくと共通テストで高得点を取りやすくなります。



教科書の太字を覚えて、プログラミングをしっかりやっておこう!
2年生の冬あたりから共通テスト対策の模試が始まります。模試が返ってきたら徹底的に分析をしましょう。
模試では、間違えた問題の確認・解き直しまでやると効率よく学力を向上できます。
偏差値だけではなく、大問ごとの得点率と平均点を確認して、弱点分野を洗い出しましょう。
高3に入ったら模試を中心に問題演習を進めて、12月〜直前期にかけて過去問に取り組めば情報の共通テスト対策は完了です。9割以上の得点も十分に狙えると思います。



伸び悩んだら専門の先生に相談しましょう!
こんな悩みはありませんか?以下の3項目をチェックしてみましょう!
チェックがついた人は、情報の専門家に相談してみると良いでしょう。
高校3年生夏休み前 効率重視プラン
「今まで情報の勉強をしていなかった…」「他の科目で手一杯だった…」という高3生も安心してください。夏休みから始めても十分間に合います。
まずは、今まで受けてきた模試を振り返り、解き直しましょう。
- 模試を解き直してできなかった問題のピックアップをする
- その内容を精査し、どこでつまづいたのかを確認する
- つまづいた問題を中心に 知識習得 & 問題演習 でレベルアップ
11月〜直前期は過去問に取り組んで、完成度を確認しましょう。
知識やプログラミングなどのヌケモレがあれば教科書や参考書に戻って基礎のやり直しをすると良いです。
このステップを繰り返していくのがよいでしょう。
模試や過去問に取り組む際は、60分の試験時間を守りましょう。



55分間で解くクセをつけておくと本番焦らず解けるでしょう。
こんな悩みはありませんか?以下の3項目をチェックしてみましょう!
チェックがついた人は、情報の専門家に相談してみると良いでしょう。
高校3年生秋以降の人 短期集中プラン
「もう秋になってしまった…」「情報の対策が全く進んでいない…」そんな高3生も諦める必要はありません。
情報の対策に取り組んでいないのは、あなただけではないので安心してください。



情報対策を直前期まで引っ張っている受験生は多いから大丈夫!
情報Ⅰは短期集中型の対策で高得点を取れる科目です。焦らず一つ一つ確実に進めていきましょう。
限られた時間を最大限活用するため、以下の順序で進めます。
- 模試を復習して出てきた知識を優先的に暗記
- 頻出分野(データの活用、プログラミング基礎)に集中
- 1日1〜2時間の短時間集中学習
- 2025年度本試験・追試験・試作問題(2022年発表)を繰り返し解く
- 当日しっかり問題を読めるよう、集中的に訓練を重ねる
- 時間配分(55分完答)の練習を徹底
- 過去問で間違えた分野の集中復習
- 本番形式での最終確認



焦らずに一つ一つ着実にクリアしていきましょう。
以下5項目のチェックをしてみましょう!
チェックがついた人は、独学では限界があるかもしれません。限られた時間で確実に結果を出すには、情報の専門指導を受けることが最短ルートです。
情報Ⅰ専門塾「情報ラボ」のご紹介
「情報ラボ」は、累計900名以上の指導実績を持つ数強塾グループが運営する、情報Ⅰ専門塾です。
この書籍の著者、藤原進之介さんが運営されている情報Ⅰ専門塾です。書籍の評価をAmazonで見てみましょう。
- 50分間 全12回の講義
→12回で共通テスト対策ができます - 12回の講義は自分のペースに合わせて受講可能!
→1日3コマ ✕ 4日の短期集中型
→週1コマ ✕ 12回の継続プラン
→月1コマ ✕ 12ヶ月の長期継続型 - LINEグループを作成して学習状況を共有!
→藤原進之介先生、シノハラソラ先生、担任のプロ講師がグループに参加し、全員で学習状況を共有 - 体験授業・マンツーマン指導
→完全に生徒ごとに授業を組み立て可能
→学校により扱う内容が異なるため、一人ひとりに合わせた指導をします - アウトプット用・授業動画あり
→一人ひとりに最適な授業動画を課題として指定
→自宅学習の効率を高めます - アウトプット用・問題演習あり
→共通テスト対策のために、演習用の問題も独自作成
→問題演習で効率よく得点力アップ!
- PCやタブレットとネット環境が必要
- 授業料がやや高め
→1日3コマ4日間で全12コマの基本コースは77000円
→週1回の指導コースは入塾料+22000円


気になった人は、お問い合わせから「体験授業希望」と入力しましょう。
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直前期でも諦めは禁物です!
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高得点をとるためには?4つの要素を解説
共通テスト情報Ⅰで高得点を狙うには、4つをバランスよく身に付ける必要があります。
- リード文の読解力
- 表やグラフの読み取り力
- 基本的な知識の習得
- プログラミングの習得
単純な暗記だけでは通用しません。総合的な情報活用能力が問われるのが情報Ⅰの特徴です。
ここでは、高得点を取るのに欠かせない4つの力について解説します。
リード文の読解力を鍛える
共通テスト情報Ⅰの問題は、問題文が長いのが特徴です。
1つの大問で2〜3ページにわたる場合もあります。その中から必要な情報を抜き出して解答する力が求められます。
- 要点にアンダーラインを引きながら読む
重要な数値、条件、結論部分を目立つようにする - グラフや表と本文を対応させる
説明文とグラフ・表の関係性を常に意識する - 設問を先に読む
何を答えるべきかを把握してから本文を読むと効率的





速読しながら要点を見落とさない力が高得点のカギを握っているよ!
グラフや表の読み取り力を強化する
共通テスト情報Ⅰでは、グラフや表からデータを読み取って分析する問題が多く出題されます。この分野は配点が高く設定されているため、確実に得点したい分野です。
- 軸やタイトルを最初に確認
何のデータなのかを必ず把握する - 最大値・最小値・傾向を読み取る
数値の変化パターンを意識する - 複数のグラフを比較する
関連性や違いを見つける練習をする



下の問題のように、表に直接書き込んでいけば正解を導きだせるよ!





グラフは軸がすべて!何の軸なのかを読み取れれば、内容がわかってくるよ!


覚えることは? 基本的な知識の習得
共通テストの情報は、知識がないと解けない問題が一定数あります。
例えば、以下のような問題です。


高得点を取るためには、知識問題を確実に得点する必要があります。だれでもできるものなので、教科書の太字を中心に基礎知識を一通り学習しておきましょう。



9割以上を狙うなら知識問題は落とせないよ!
難しい?プログラミングの習得





正直、さっぱりわからなかった。完全にド素人なので、情報の先生に聞いてきたよ!
高校の情報Ⅰの授業で使用するプログラミング言語はPython・JavaScript・VBAなど多様であるため、共通テストでは独自のプログラム表記が使われています。
以下は、共通テスト用プログラム表記の例示です。


四谷学院HPより引用
プログラミングは絶対に対策が必要です。情報Ⅰの中で最も難易度が高く、対策に労力を必要とする分野です。
プログラミングは独学でやるよりも教えてもらうのが基本です。独学でできたら誰も困りません。まずは、学校の授業をしっかり聞き、パソコンを使ったプログラミング演習で力をつけるのが得策です。
また、問題集を活用してプログラミングのパターンを押さえておくと良いでしょう。
それでもプログラミングがわからない場合は、専門家に相談してみましょう。
高得点を取るための優先順位は?
情報で高得点を取るためには、
- リード文・グラフ・表の読解問題を適正な時間で正確に解けるようにする
- 知識問題を確実に解けるようにする
- プログラミング問題を解けるようにする
この順番で学習するとよいでしょう。
2025年度は知識問題7点、プログラミング問題14点でした。
それ以外の79点分はすべてリード文・グラフ・表の読解問題です。まずは、読めれば解ける問題の練習をしましょう。
読解問題がある程度できるようになったら、次に知識問題やプログラミング問題に取り組みましょう。
私の勤務校のデータだと、
- 100点を取った人数と、東大・京大に合格する人数がほぼ等しい。
- 90点を取った人数と、旧帝大に合格する人数がほぼ等しい。
という結果になっています。



他教科でミスしたときに情報で取り返すこともあるから手を抜かずに頑張ろう!
ノー勉で解いてみた共通テスト 情報Ⅰ
2025年度の共通テストから情報Ⅰの試験が多くの国公立大学で必須になりました。



どんな問題か知らなければ教員として指導できないよなあ⋯。
ということで、とりあえず解いてみました!
解いてみて、情報専門の先生とディスカッションした上での対策法を紹介します。
K先生の試験結果





70分で解いて78点だったよ!
情報科目ド素人でしたが、そこそこ取れました。
文章を読んで考えて解く問題がほとんどなので、読解力が最も大切でしょう。
問題を見てみたい人は2025年度本試験の過去問と解答を参考にしてください。
※引用元:過去問 東進ハイスクール 解答 独立行政法人 大学入試センター
第1問の内容と結果





いきなり知識問題で面食らったけど、それ以降はなんとかなったよ。
第2問の内容と結果





読めばわかる問題が大半で、高得点をとれて嬉しかったよ!
第3問の内容と結果





プログラミングはノー勉では難しいね!
第4問の内容と結果





散布図の問題は難しかったよ。まさに情報処理能力が問われていると感じたよ。
2025年度 試験の難易度
平均点が69.26 点なので、比較的簡単な試験だったといえます。私が78点取れたのも比較的簡単な試験だったことが要因です。
ただし、問題文の読解には要素を丁寧に抽出する力が必要です。読解力はすべての教科で必要な力なので、他教科の共通テスト対策をしっかりやっておけば、読解系の問題は解けると思います。
ただし、2026年度の試験は難化することも考えられますので、想定には入れておきたいです。
情報Ⅰの試験を解いてわかったこと
- 教科書の基礎知識(語句・プログラミング)が必要
- 文章や図解・グラフの読解力が必要
- 問題文を読解した上で論理的な思考力が必要
情報の先生に聞いた攻略法



私が解けなかったのは、知識問題とプログラミングでした。
まずは学校の授業をしっかり受けると良いでしょう。学校の定期テストも大切にすると、効率よく学力を伸ばせます。
共通テストの情報対策はどうしても5教科に比べて後回しになります。授業中に大切だと感じたところはマーカーで印をつけておくと良いでしょう。



授業時にマーカーで印をつけておけば、共通テスト対策のときに勉強が楽になるよ!
授業の内容をもう一度復習したいときはスタディサプリ高校・大学受験講座を活用しましょう。スタディサプリはすべての科目の動画が見放題です。不安な箇所だけ選んで効率よく学び直しできます。
- プロ講師陣による「神授業」が見放題
- 通学などのスキマ時間で効率的に苦手を克服
- 基礎レベルから難関レベルまで4段階から選べる



スタディサプリはうちの生徒もめっちゃ使っているよ!
「授業担当の先生が合わない」「教え方が上手じゃない」などの悩みを抱えていませんか?
そんな悩みを解決してくれるのは、いつでもどこでもわかりやすい授業動画を見られるスタディサプリです!
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基礎的な内容を理解できたらあとはひたすら問題演習をしましょう。問題集を一冊終わらせたら2025年度の共通テスト本試験と追試験の2回の本番に取り組むと良いでしょう。



問題集は1冊やれば十分だよ!
学校の教材で足らない場合、不安な場合は市販の書籍を活用しましょう。以下は、情報の共通テスト対策おすすめ問題集と参考書です。
著書 | 共通テスト過去問研究 情報Ⅰ |
大学入学共通テスト 情報Ⅰ実戦対策問題集 |
学校で習っていなくても 読んで理解できる 藤原進之介の ゼロから始める情報I |
きめる!共通テスト 情報I |
---|---|---|---|---|
表紙 |
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出版社 | 教学社 | 旺文社 | KADOKAWA | Gakken |
内容 | 過去問題集 | 問題集 | 参考書 | 参考書 |
難易度 | 共通テスト | 共通テスト | 授業の復習 | 共通テスト |
Amazonの レビューを見る |
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2026年度 共通テストに向けて
2025年度の共通テスト情報Ⅰが終了し、初年度の結果が明らかになりました。
2025年度は、多くの受験生が手探り状態で臨みました。しかし、2026年度は過去問が存在し、予備校の対策も本格化する中で、試験問題自体も調整される可能性が高いです。
2026年度の共通テスト情報Ⅰを有利に進めるためのポイントを詳しく解説します。
2025年度より難化する可能性は?
2026年度は2025年度より難化する可能性は大いにあります。
下のデータは2025年度の共通テストの主要科目の平均点を高い順に並べたものです。
順位 | 科目 | 平均点 |
---|---|---|
1 | 情報Ⅰ | 69.26 |
2 | 地学基礎 | 68.98 |
3 | 歴史総合・世界史探究 | 66.12 |
4 | 国語 | 63.33 |
5 | 生物基礎 | 62.78 |
6 | 公共・政治・経済 | 62.66 |
7 | 英語リスニング | 61.31 |
8 | 公共・倫理 | 59.74 |
9 | 物理 | 58.96 |
10 | 英語リーディング | 57.69 |
11 | 地理総合・地理探究 | 57.48 |
12 | 歴史総合・日本史探究 | 56.99 |
13 | 化学基礎 | 54.00 |
14 | 数学ⅠA | 53.51 |
15 | 生物 | 52.21 |
16 | 数学ⅡBC | 51.56 |
17 | 物理基礎 | 49.56 |
18 | 化学 | 45.34 |
19 | 地学 | 41.64 |



私の感覚だと、難化する可能性は90%ってところかな。難しくなると覚悟しておいた方が本番慌てなくてすむよね!
次年度はより思考力を要する問題が出題される可能性があります。また、プログラミングの問題に関しても、配点が14点と低かったため、2026年度は配点が多くなる可能性も大いにあります。
しっかりと対策をして共通テストに臨みましょう!
模試の活用法は?
2025年度1月の情報Ⅰの初年度入試が終わったことで、予備校各社が作る模試も過去問にアジャストした形式になります。
共通テスト模試は本番を想定し、時間配分を意識しながら解くようにしてください。以下の点を意識すると良いでしょう。
- 時間配分の練習
- 本番の雰囲気に慣れる
- 弱点発見
共通テスト模試は注意が必要です。6教科8科目(試験時間合計 10時間10分)を1日で実施するという常軌を逸した日程になっています。
その中で、情報Ⅰは最後の科目(19:00以降実施)になります。心身ともにクタクタの状態で受験しなければなりません。



10時間10分のラストが情報!受験には体力も重要だよ!
模擬試験は受けた後が大事です。
共通テスト形式なので、すぐに自己採点を行って間違えたところの確認をしましょう。
必要な参考書・問題集は?
情報Ⅰの対策において、「どの教材を使えばいいのか分からない」という声をよく聞きます。
無理に多くの教材に手を出す必要はありません。まずは現在持っているものから手を付けていきましょう。
まずは手元にある教材を活用しよう
多くの受験生が見落としがちですが、まずは教科書と学校で配布された問題集をしっかりとやりましょう。
- 教科書の内容が共通テストの出題範囲と完全に一致している
- 学校配布の問題集は、基礎から応用まで体系的に学習できる
- 追加費用がかからず、すぐに始められる
上記の利点を考えても学校の教材だけで十分に共通テスト対策が可能です。
効率を重視するなら参考書や問題集を
教科書だけでは理解が進まない、もっと効率よく用語やプログラミングを習得したい場合は、市販の参考書を購入しましょう。
- 図解やイラストが豊富で理解しやすいもの
- プログラミングの解説が丁寧なもの
- 共通テスト対策に特化したもの
- 重要用語がまとめられているもの



問題集や参考書は何冊もやるのではなく、1冊を完璧にする方が効果的だよ!
横スクロールできます
著書 | 共通テスト過去問研究 情報Ⅰ |
大学入学共通テスト 情報Ⅰ実戦対策問題集 |
学校で習っていなくても 読んで理解できる 藤原進之介の ゼロから始める情報I |
きめる!共通テスト 情報I |
---|---|---|---|---|
表紙 |
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![]() ![]() |
出版社 | 教学社 | 旺文社 | KADOKAWA | Gakken |
内容 | 過去問題集 | 問題集 | 参考書 | 参考書 |
難易度 | 共通テスト | 共通テスト | 授業の復習 | 共通テスト |
Amazonの レビューを見る |
詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
過去問と試作問題で演習しよう!
共通テスト対策は、情報だけに限らず過去問演習が最も重要です。
大学入試センターの問題作成方針では、「これまで良質な問題作成を行う中で蓄積した知見や、問題の評価・分析の結果を問題作成に生かす」とされています。
したがって、過去問や試作問題を演習するのはとても重要です。大学入試センターが作成した新課程 情報Ⅰの問題には以下のものがあります。
- 2025年度共通テスト 本試験過去問
- 2025年度共通テスト 追試験過去問
- 2022年大学入試センター発表 試作問題
- 2021年大学入試センター発表 サンプル問題
この4題をすべて収録し、丁寧に解説している問題集はこれです。
いわゆる赤本です。過去問はもちろん掲載されていますが、過去問の前に掲載されている共通テストに関する詳細な分析を有効活用しましょう。
情報Ⅰの出題形式から対策・分野別のまとめまで事細かく丁寧に解説されています。ぜひ手にとって情報の共通テスト対策に役立ててください。



模試よりも過去問が大事だよ!過去問をやらないのは共通テストを諦めるのと同意だよ!
共通テスト情報Ⅰ対策 Q&A



受験生から寄せられる情報Ⅰ対策の疑問を解決しましょう!
実際の指導経験を基にした実践的なアドバイスをお届けします。
情報の勉強に関するQ&A
Q.情報Ⅰの勉強は何から始めればいいですか?
A.まずは模試や過去問などを解いてみましょう。できない分野を分析して、一番点数が取れない分野から対策をしていきましょう。
Q. プログラミングが全く分からないのですが、どうすればいいですか?
A. プログラミングは独学では限界があります。まずは学校の情報の先生に質問してみましょう。学校に専門の先生がいない場合は、オンライン情報Ⅰ専門塾「情報ラボ」ような専門指導を受けることをおすすめします。
Q. 情報Ⅰの問題文が長くて読むのが大変です。どう対策すればいいですか?
A. 問題文を読むときは、重要な部分にアンダーラインを引きながら読みましょう。また、設問を先に読んで「何を聞かれているのか」を把握してから本文を読むと効率的です。
Q. グラフや表の読み取り問題が苦手です。コツはありますか?
A. まず軸やタイトルを確認して「何のデータなのか」を把握しましょう。その後、最大値・最小値・変化の傾向を読み取ります。グラフや表に直接書き込みをしながら解くと理解しやすくなります。
対策にかかる時間や労力に関するQ&A
Q. 情報Ⅰの対策にはどのくらい時間をかけるべきですか?
A. 学年や基礎知識の有無によって異なります。
高1・2 → 定期テスト前を中心に週1〜2時間程度の学習
高3夏 → 週2〜4時間程度の学習
高3秋 → 毎日1〜2時間の集中学習
Q. 他の科目が忙しくて情報に時間をかけられません。最低限やるべきことは?
A. 時間が限られている場合は、以下の順番で対策してください
1.過去問の演習(2025年度本試験・追試験)
2.模試の復習
3.基本用語・プログラミング対策
Q. 情報Ⅰは独学でも高得点が取れますか?
A. 基本的には独学でも可能です。プログラミング分野が不得意な人は専門指導を受けた方が効率的です。特に短期間で高得点を狙いたい場合は、「情報ラボ」のような情報Ⅰ専門塾の活用を検討してください。
メンタル・マインドに関するQ&A
Q.情報Ⅰが新科目で不安です。どう気持ちを整理すればいいですか?
A. 2026年度は新科目2年目になります。過去問が少ない分、差がつきにくい科目とも言えます。焦らず着実に積み上げていけば結果は出ます。
Q. 模試で思うように得点できず、焦っています。
A. 模試の結果に一喜一憂する必要はありません。大切なのは間違えた問題を分析し、次に活かすことです。情報Ⅰは短期間で得点アップが期待できる科目なので、諦めずに頑張りましょう。
Q. 情報Ⅰの対策が他の科目に比べて後回しになってしまいます。
A. それは普通のことです。まずは主要科目(英数国理社)の基盤を固めましょう。情報Ⅰは短期集中で得点アップが可能です。他の科目がある程度安定してから本格的に取り組んでも十分に間に合います。模試の復習だけはやっておくといいでしょう。
Q. プログラミングが全く理解できず、挫折しそうです。
A. プログラミングは最初は誰でも難しく感じるものです。分からないことがあれば、遠慮なく先生や専門家に質問しましょう。
Q. 共通テスト直前期に情報Ⅰの勉強をするのは無謀でしょうか?
A. 決して無謀ではありません。情報Ⅰは短期集中で得点アップが可能です。直前期でも過去問演習を重点的に行えば、十分に高得点が狙えます。
情報Ⅰ対策 セルフチェックリスト
この5つにチェックが入った人は高得点を取れるチャンスが大いにあります。全部チェックが入れられるように情報の勉強を頑張りましょう。
まとめ
受験生はただでさえ大変なのに、2025年度から情報Ⅰという科目が増えてしまいました。受験生が置かれている立場は非常に厳しいものです。
しかし、やらなければ未来は切り開かれません。グッと我慢して、問題と向き合ってみましょう。



情報の対策が全然できていないのにもう12月⋯。



対策してもなかなか点数がよくならない⋯。



受験生のみんなは同じ悩みを抱えているよ。けしてあなただけではないから、まずは落ち着こう。
情報は、主要教科に比べて対策が遅れがちになります。遅れてしまっても、最後まで諦めずに取り組む姿勢が大事です。
情報Ⅰは問題文の読解力が最も大切です。受験まで日がない人も、問題文をじっくり読むことから始めていきましょう。
諦めたらそこで試合終了ですよ。



直前に学習した内容がでることもあるから諦めない気持ちが大事だよ!ラストスパート頑張っていこう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
エデュウェーブ 学びの探究
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