ケンタ共通テスト対策っていつから始めればいいんだろう⋯



周りはもう勉強を始めていて、自分だけ遅れてないかな?
こんな不安や焦りを抱えていませんか?
共通テスト対策の開始時期や進め方を知らないまま闇雲に勉強をしても、思うように点は伸びません。
22年間、私立の中高一貫校で指導をしてきた私が、皆さんの共通テストの悩みを解消します。
本記事では、
- 共通テスト対策をいつからすべきか
- どの順序で進めればいいのか
- 高1・高2・高3の学年別対策
- 受験生が陥りがちな3つのNG行動
を解説します。
この記事を読めば、あなたの状況に合わせて、焦らず対策を進められます。
いきなり共通テストの過去問に着手してはいけません。
今の学年・時期に合わせて、正しい順序で力を積み上げるのが重要です。
まずはいつから対策するのかと、その理由を知り、安心して対策を始めましょう。
【結論】共通テスト対策はいつから?


共通テスト対策は、
「今すぐ」始めてください
ただし、共通テスト形式の問題にすぐ取り組むわけではありません。
今の学年・時期に合わせて、共通テストで求められる力の積み上げが大切です。
まずは、なぜ対策が早いほど良いのか、本質的な部分を解説します。
早いほど有利になる3つの明確な理由
ここでは、早期スタートが合格を引き寄せる3つの理由を明確にお伝えします。
理由1: 基礎力を固める時間が確保できる
共通テストは、多くの難問が出るわけではありません。
求められるのは、教科書レベルの知識を完璧に使いこなせる力です。
しかし、本番で瞬時に知識を引き出し正確に活用するには
繰り返しの学習
が不可欠です。
早い段階で基礎の復習を始めれば、理解不足の分野も時間をかけて克服できます。
使えるようになるまでの反復期間を確保できるのが最大のメリットです。
理由2:思考力や読解力は一朝一夕では身につかない
共通テストでは、初見の資料やグラフ、会話文を読み解く力が問われます。
これは暗記では対応できません。
- 問題文を正確に読み取り、何が求められているかを把握する力
- 図表の内容を理解し、データから結論を導く力
こうした思考力・読解力は、日々の学習の中で少しずつ養われます。
早期から意識して取り組むと、自然と身につくでしょう。
理由3:焦らず「二次試験対策」に集中できる
早く動き出すと、模試や定期テストで弱点を確認しながら、無理のない学習計画を組めます。
主要科目の基礎を早めに終わらせれば、二次試験対策に専念できるでしょう。
実は、二次試験で問われる深い思考力は、共通テストでも活用できます。
その思考力が共通テストの得点力も押し上げます。
早期に基礎を完成させ
二次試験対策に専念する
この流れが、効率的に両方の試験を攻略できる方法です。
早めのスタートは、心にも時間にも余裕を生み出します。
今日から一歩ずつ進めていきましょう。
高3部活引退からでも間に合う逆転プラン



部活を引退してから勉強しても間に合うのかな⋯
と不安な方も安心してください。
高3の夏から本格スタートでも、十分に合格圏内に到達できます。
ただし、それには高1・2で身につけるべき以下の土台が必要です。
- 英単語2,000語レベルがある程度入っている
- 数学の基本公式・典型問題を理解している
- 定期テストを手を抜かず取り組んできた
このタイプの学生は夏休みで基礎を総復習し、秋は二次試験対策を優先しましょう。
そして共通テスト前には過去問演習に全力投球してください。
このスケジュールを守れば、逆転合格も夢ではありません。
もう遅いと思っている今が
一番早いタイミング
です。
正しい順番で基礎を積み上げれば、十分戦えます。
今日から全力で取り組みましょう。
焦らなくてOK!「今から」でも間に合う根拠
共通テストが求める本質を理解すれば、焦る必要はありません。
主に教科書レベルの知識をどう組み合わせるかが問われます。
つまり、難問が解ける必要はなく
基礎を完璧にすれば
高得点が狙える試験
です。
また、国公立大志望者にとって二次試験の勉強は共通テスト対策にもなります。
二次試験ではより深い理解や論理的思考を求められますが、その力は共通テストにも直結しています。
深い思考力を身につければ、共通テストの選択肢は形式に慣れさえすれば見極められるでしょう。
さらに、共通テストは、過去問演習の効果が大きい試験です。
- 時間配分
- 問題のクセ
- 設問パターン
これらは、11月以降に実戦形式の過去問演習に本気で取り組めば、得点を最大化できます。
焦って今すぐ共通テスト形式の演習に飛びつく必要はありません。
正しい順序で一歩ずつ対策を進めていきましょう。
共通テスト対策の効率的な学習順序


いきなり実戦演習に飛び込むのは、遠回りになる原因です。
共通テストで確実に高得点を狙うためには、積み上げるべき正しい順番があります。
まずは土台を固め、その上に実戦的な力を磨く3つのステップを確認しましょう。
最優先は「教科書準拠問題集」の基礎固め
共通テストの問題は、すべて教科書の範囲内から出題されます。
つまり、教科書に載っていない難解な知識は不要です。
まずは、学校で配られている教科書準拠の問題集1冊を完璧にしましょう。



わからない問題が1問もない!



解法がすぐに思い浮かび、正解できるぞ!
この状態になるまで、何度も繰り返してください。
応用問題は、基礎の要素が2つ、3つと組み合わさっているだけです。
まずは、
基礎学習を
「やり過ぎ」レベルまで
徹底的に繰り返してください。
資料・図表を読み解く「思考力」の養成
基礎力がついてきたら、次は資料や図表を読み解く力の養成です。
近年の試験では、単なる知識の暗記だけでは太刀打ちできない
- 初見のグラフや表・図解
- 長い会話文
が多く登場します。
問題を正確に読み取り、何が求められているかを把握する力が問われます。
こうした問題に対応するために、日頃の学習から解答に至るプロセスを意識してください。
また、多くの受験生が苦戦するのがグラフや表の読み取りです。
- 横軸は何を表しているのか
- 縦軸の単位は何か
- グラフのタイトルは何を示しているのか
- 表に注釈はないか
- 資料が複数の場合、グラフと表に関連性はないか
などを正確に読み取らないと、データを誤解してしまいます。
問題でグラフや表が出てきたら、軸や単位を意識的に確認する習慣をつけましょう。
普段から資料集を眺めたり、問題文の状況を整理する習慣を持つと、初見の抵抗感をなくせるでしょう。
1点を削り出す「解答スピード」の訓練
基礎学力と思考力が身についたら、最後の仕上げは解答速度の訓練です。
共通テストは問題量が多く、じっくり解く時間はありません。
しかし、焦って闇雲に速く解こうとするのは禁物です。
正確なスピードは、
基礎力と問題の要点をつかむ読解力
があって初めて身につきます。
まずは時間制限を設けずに正解できる状態を目指し、解答時間を徐々に短縮する練習を積みましょう。
「遅くて正確」から「速くて正確」に解答できるよう、焦らず正しいステップで訓練をしてください。
高3の共通テスト対策スケジュール


高3になると、共通テストが一気に現実味を帯びてきます。
周囲の空気も変わり、焦りが強くなる時期です。



いつから共通テスト対策をすればいいんだろう⋯
と不安な人ほど計画が必要です。
この章では、共通テストと二次試験を両立させ、着実に力を伸ばすスケジュールを解説します。
夏休み終了までは「徹底した基礎」に捧ぐ
夏休みが終わるまでは、共通テスト演習よりも「基礎の徹底」を最優先してください。
多くの受験生が夏休みに焦って過去問に手を出してしまいます。
しかしこの時期は、今の自分に足りない知識や解法をあぶり出しましょう。
具体的には
- 英単語・英文法を総復習する
- 数学の典型解法を一通り網羅する
- 理科・社会の教科書準拠問題集を1冊完璧にする
など、全科目で基礎の総復習をします。
基礎が備わっていない状態で過去問に取り組み、悪い結果に絶望する必要はありません。
まずは、
教科書レベルの問題で
取りこぼしがない状態
を目指し、着実に基礎力をつけましょう。
11月までは「二次試験対策」を優先
基礎が固まった9月以降、多くの受験生が



そろそろ共通テスト対策をしなければ!
と焦り始めます。
しかし、9月から11月は二次試験対策を優先してください。
共通テストができても、二次試験の得点力がなければ合格できないからです。
二次試験対策は
共通テスト対策を兼ねている
ので、安心して二次対策を進めましょう。
記述試験で求められる深い読解力・思考力が、共通テストの得点力を底上げします。
二次試験科目の共通テスト演習は、まだ後回しでも構いません。
ただし、共通テストのみ使う科目は、基礎演習を並行して進めておきましょう。
直前期は「過去問演習」で実戦力を強化
11月中旬を迎えたら、いよいよ共通テスト対策への切り替えです。
ここからの約2ヶ月間は、共通テストの過去問演習に全力を注いでください。
直前期の教材選びで、絶対に外せないのが
本物の共通テスト過去問
です。
市販の模試や予想問題集も参考にはなりますが、問題の精度が根本的に違います。
基礎学習と二次対策で磨いた思考力を、本番形式で発揮できるよう仕上げていきましょう。
過去問を解く目的は、正解・不正解を確認するだけではありません。
- 科目ごとの時間配分を体に染み込ませる
- 問題のクセや出題パターンを把握する
- 解けない問題への対処法を身につける
これらは、
過去問の繰り返し演習を
通してのみ養える力
です。
共通テストの過去問をすべてやり切ると、後悔なく実力を発揮できるでしょう。
残りの時間を大切にし、計画的に取り組んでいきましょう。
高3秋で焦っている人はまずは現状分析を
高3の秋は不安が一気に大きくなりやすい時期です。



もう秋なのに、基礎が固まっていない⋯



模試の結果を見るたびに、不安しかない⋯
こんな焦りを感じているなら、まずは冷静な現状分析から始めましょう。
- 志望校のボーダーラインまであと何点必要なのか
- どの科目で足りない点数を上乗せするのか
- 得意科目でさらに伸ばせる余地はあるか
- 苦手科目の中でも、短期間で改善できる分野はどこか
など具体的な戦略を立てるのが不安解消への近道です。
目標までの距離が明確になれば、今日やるべき学習内容も自然と見えてきます。
自分一人で戦略を立てるのが難しいと感じる方は、
プロの視点を取り入れる
のも一つの手です。
StudyLinkの無料学習相談では、あなたの現状に合わせた最適なロードマップを一緒に作成しています。


お気軽にご相談ください。
勉強時間 平日3〜4時間 休日8〜10時間
高3の共通テスト対策では、勉強時間の確保が前提になります。
- 平日3〜4時間
- 休日8〜10時間
を一つの目安と考えてください。
ただし、忘れてはいけないのが、時間の長さよりも中身の濃さです。
ダラダラと5時間勉強するより集中して3時間取り組む方が、はるかに効果的です。
取り組む内容を明確にして、短時間でも密度の高い学習を心がけましょう。
高3でも、部活や学校行事が続く人もいるでしょう。
そんなときは、無理に長時間確保しようとせず、
短時間でも勉強の質を優先
してください。
また、最初から長時間の勉強時間を求めると息切れします。
自分のペースで段階的に学習時間を伸ばしましょう。
高2・高1の共通テスト対策スケジュール


高2・高1の時期は、受験生になる前の準備期間と思われがちです。
しかし、この時期にどれだけ対策できるかが、高3になってからの伸び幅を左右します。
共通テストで求められる基礎学力を、日々の学習で積み上げてください。
まだ先の話と考えず、高2・高1から少しずつ受験の要素を取り入れていきましょう。
高2は英数国の基礎完成が合格への近道
高2の方は、まず主要3科目(英語・数学・国語)の基礎固めに全力を注いでください。
共通テストで、これらの科目は各200点の配点を占めています。
理科や社会が各100点なので、主要3科目の重要性は圧倒的です。
主要3科目の具体的な対策は次の通りです。
- 英語:英単語帳1冊を完璧にする、文法問題集を1周する、長文読解の問題集を1周する
- 数学:教科書準拠問題集や基礎問題集で典型解法を身につける
- 国語:現代文の問題集で読解の型を学ぶ、古文単語・文法、漢文語彙・句型を覚える
理科や社会は、定期テストの範囲を理解しておけば十分です。
高3になってから本格的に
取り組んでも間に合います
高2のうちに英数国の土台を固めておけば、高3では理科・社会や二次対策に集中できます。
早いうちから、主要3科目を優先して取り組んでおきましょう。
高1は定期テストを「共テ対策」に変える
高1の方は、日々の定期テストを共通テスト対策と捉えましょう。



高1から受験勉強なんて早すぎる⋯
と思うかもしれません。
しかし定期テストの範囲は、共通テストの土台となる基礎学力です。
テスト前だけ詰め込む一夜漬けの勉強は、すぐに忘れてしまうため受験には不向きです。
習った内容をその都度理解し、
長い時間をかけて
コツコツ積み上げる習慣
をつけてください。
定期テストでわからない部分を残さない姿勢が、2年後の受験に向けた対策になります。
目の前の定期テストに全力で向き合いましょう。
勉強時間 平日1〜2時間 休日3〜5時間
部活や行事で忙しい時期だからこそ、高1・高2の学習時間の目安を知るのが大切です。
- 平日1〜2時間
- 休日3〜5時間
を一つの目安と考えてください。
この時期に重要なのは、長時間の勉強よりも毎日続ける習慣です。



今日は部活で疲れたから勉強はなし!



友達と遊ぶ予定があるから勉強は後にしよう
となる気持ちはわかります。
しかし、10分だけでも勉強する姿勢が受験期に大きな差を生みます。
高3になって、



もっと早くからやっておけばよかった⋯
と後悔する先輩は多いです。
まずは次回の定期テストに向けて、小さな学習目標を一つ決めて実行しましょう。
失敗する受験生に共通する3つのNG行動


受験生にとって、共通テスト対策と同様に「NG行動」を知るのも重要です。
良かれと思って続けている習慣が、得点を伸び悩ませる原因かもしれません。
合格を遠ざける3つのNG行動を確認し、今の学習状況と照らし合わせてください。
これらを避けるだけで、あなたの努力は良い方向に改善するでしょう。
基礎を疎かにして過去問に手を出す
多くの失敗パターンが、基礎が固まっていない段階での過去問演習です。



周りが過去問を解き始めたから、自分もやらなきゃ⋯
こんな焦りから、教科書レベルの理解が曖昧なまま過去問演習に移る人がいます。
公式や単語の基礎がない状態で問題を解いても、得点は上がりません。
しかも、その演習は実力を測っているわけではありません。
知らないことを確認しているだけです。



過去問を解いても全然点数が上がらない⋯
と落ち込む必要はありません。
それは、基礎が固まっておらず過去問演習が早すぎただけです。
まずは手元の問題集を完璧にし、基礎固めから始めましょう。
二次対策を捨てて共テ対策のみに走る
共通テスト対策ばかりに偏り、二次試験対策を疎かにするのもNGです。
国公立大を目指す受験生の本番は二次試験です。
共通テストだけでは
合否は決まりません
不安と焦りから、秋以降も共通テスト対策ばかりに時間を使う受験生がいますが、それは間違いです。
現在の共通テストは、単純な知識量よりも深い読解力や論理的思考力を問う内容へと変化しています。
つまり、二次対策で養われる「深い思考力」が、共通テストの得点力を底上げします。



共通テスト対策を十分やり込んでから
と感じる時こそ、一歩踏み込んだ二次対策が有効です。
- 9月〜11月は二次試験対策を優先
- 11月以降に共通テストの過去問演習
このバランスを意識し、思考の質を落とさない学習を心がけてください。
過去問をやらない



過去問って、一度出た問題だからもう出ないでしょ?
と、過去問を解かずに予想問題だけするのもNG行動の一つです。
模試や市販の予想問題集も参考にはなります。
しかし、共通テスト過去問とは、
問題の練り具合や
選択肢の作られ方
が根本的に異なります。
本番特有のひっかけパターンや、絶妙な時間配分の感覚は、過去問演習を通してしか養えません。
共通テストの過去問をすべてやり切った状態で本番に臨めば、実力を発揮できるでしょう。
「過去問は意味がない」などの情報に惑わされず、必ず過去問を網羅してください。
まとめ


共通テスト対策は「今すぐ」始めるのがベストです。
ただし、いきなり過去問や共通テスト形式の演習に手を出してはいけません。
今の学年・時期に合わせて、正しい順序で力を積み上げるのが重要です。
共通テスト対策の3ステップは
- 教科書準拠の基礎問題を完璧にする
- 資料・図表を読み解く思考力を養う
- 時間内に解き切る解答スピードを身につける
です。
この順序を守れば、確実に得点は伸びていきます。
学年別の対策ポイントは次の通りです。
- 高1:定期テストを共通テスト対策と捉え、基礎を着実に積み上げる
- 高2:英数国の主要3科目の基礎完成に全力を注ぐ
- 高3:夏までに基礎固め→秋は二次対策優先→直前期に過去問演習
また、次の3つの行動は避けましょう。
- 基礎を疎かにして過去問に手を出す
- 二次対策を捨てて共通テスト対策のみに走る
- 過去問をやらない



今からではもう遅いかも⋯
と不安になる必要はありません。
正しい方法で、今日から取り組めば結果はついてきます。
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一緒に合格を掴み取りましょう。
共通テスト対策Q&A
ここでは、共通テスト対策でよく寄せられる質問にお答えします。



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