※本ページにはプロモーションが含まれています。
難関大学に合格するには、いったいどれくらいの勉強時間が必要なのでしょうか?

うちの子、全然勉強してないけど大丈夫?



部活が忙しくて、まとまった勉強時間なんて取れない…
そんな悩みを持つ親御さんや高校生は少なくありません。
この記事では、実際に難関大学(東大・京大・旧帝大・MARCH・関関同立など)に合格した先輩たちのリアルな勉強時間をお伝えします。
さらに、忙しい毎日の中でも時間を最大限に活かす学習術や家庭でのサポート法も紹介します。
「何を、何時間勉強すればいいのか」が明確になれば、やるべきことが見えてきます。
まずは、合格者たちの勉強時間から見ていきましょう。
著者プロフィール



中高一貫校の教員として21年間勤務してきたK先生です!
皆さんの大学進学のサポートをさせていただきます!
詳細はこちら
愛知県出身/国公立大学農学部卒
中高一貫校の教員として21年間勤務。
学年主任を務めながら、東大・京大・医学部を含む難関大受験の指導に携わる。
2025年4月より教育ブログ「EduWave 学びの探究」を運営。
教員歴21年の私がブログを始めた理由と使命
教員として多くの生徒と向き合ってきましたが、どれだけ頑張っても伝えられる相手は限られていました。クラスの生徒・保護者・せいぜい学年内まで…。
もっと多くの人に、
- 大学受験に関する有益な情報
- 日本の教育の良さや課題
- これからの時代に必要な力
を届けたい。
このブログは、教員という枠を超えて、大切なことを伝えるための新しい挑戦です。
合格者のリアルな勉強時間は?
難関大学に合格するためには質の高い学習を長時間行う必要があります。
高校1年から受験を強烈に意識する必要はありませんが、高校3年生で勝負できる状況にするためには高1・高2の下積みが欠かせません。



1年生から3年間の見通しを立てておくと強いよ!
高校1〜3年の勉強時間の変化と推移
東大・京大を始めとする旧帝国大学や医学部医学科・早慶などの難関大学に合格するためには3500〜4000時間の勉強が必要です。
具体的に1日の勉強時間にすると以下の表のようになります。他の難関大学についても勉強時間をまとめています。
横スクロールできます
志望校 |
目標学習時間
(高1〜3合計) |
高1・高2の目安 | 高3時点の目安 |
---|---|---|---|
東大・京大・医学部 |
3,500〜4,000 時間 |
平日2〜3時間 休日4〜6時間 |
平日4〜6時間 休日8〜10時間 |
早慶・旧帝大 (東北大・名大・阪大など) |
2,500〜3,000 時間 |
平日2時間 休日3〜5時間 |
平日3〜4時間 休日6〜8時間 |
中堅国公立 (千葉・横国・金沢・広島など) |
2,200〜2,700 時間 |
平日1.5〜2時間 休日3〜4時間 |
平日3〜4時間 休日5〜7時間 |
MARCH・関関同立 |
2,000 時間 |
平日1〜1.5時間 休日2〜3時間 |
平日2〜3時間 休日4〜6時間 |
高校1・2年生のときに毎日1〜2時間程度の学習時間を確保すれば、高3で十分に巻き返しが可能です。
部活・塾・家庭学習をどう両立していたか
難関大学を目指す生徒にとって、部活・塾・家庭学習をどう両立するかはとても大きな課題です。
実際に合格した先輩たちの多くは時間の使い方を工夫していました。
- 早起きして登校前に自宅で勉強する
- 早く登校して教室で勉強する
- 通学中に単語帳を見る
- 授業の間の休み時間に勉強をする
- 授業後に学校の図書館に立ち寄って勉強する
塾を利用している生徒は、平日の授業後に自習室を活用して勉強時間を確保していました。



土日の部活の行き帰りに塾の自習室を使えるといいね!
両立のカギは、1日トータルでの学習時間を意識し、無理のない範囲で継続することです。
完璧にこなそうとせず、優先順位を明確にしながら微調整していく柔軟さがあるとよいでしょう。
1日「〇〇時間」より「中身」が大事
「1日◯○時間勉強したら合格できる」といった話をよく聞きますが、実際には勉強時間の「長さ」よりも「中身」がカギです。
たとえば、同じ3時間であっても集中して取り組んだ3時間と、ダラダラとSNSを見ながらの3時間では学習効果に大きな差が出ます。



難関大を目指すなら質の高い学習が必須だよ!
- 簡単に解答を見るのではなく、じっくり考えてから解答をみる
- 解答を見てもわからない場合は、忘れないうちに人に聞く
- 見るだけの勉強ではなく、書いたり声に出したりして五感をフル活用する
- 苦手分野を優先し、得意な分野に時間をかけすぎない
- 勉強中はスマホをかばんにしまい、通知をオフにして集中力を維持する
テストや模試を使った勉強の振り返り(自己分析)も重要です。
「何時間勉強したか」ではなく「どの分野が理解できていないのか」を意識することで、次の勉強の質がさらに高まります。
時間ではなく、何を習得できたか?
これが、ライバルと差をつける最大のポイントです。
部活が忙しくても勉強時間を確保するコツ


部活や習い事、課外活動に取り組みながら勉強時間をどうやって確保するか。多くの高校生が直面する課題です。
ここでは、実際の難関大学合格者の短時間で効率的に成果を出す学習法を紹介します。
合格者の平日タイムスケジュール
以下は、ある難関大学合格者の平日タイムスケジュールの一例です。
限られた時間の中でも、朝・通学中・部活後などを上手に活用することで、無理なく勉強時間を確保しています。
時間帯 | 活動内容 |
---|---|
6:00〜6:30 | 朝学習(脳がクリアな状態なので暗記中心に) |
6:30〜7:00 | 朝食・身支度 |
7:00〜8:00 | 通学中に単語帳チェック・英語リスニング |
8:30〜16:00 | 学校の授業+スキマ時間に暗記や問題演習 |
16:30〜18:30 | 部活・課外活動・習い事 |
19:00〜20:30 | 塾の自習室で学校の課題+集中演習 |
21:00〜22:00 | 夕食と風呂 |
22:00〜23:00 | 自分時間&リラックス |


上の例だと平日の1日で朝30分、通学中に1時間、自習室で1時間半勉強できています。
なんと合計は3時間にもなります。



スキマ時間を積み重ねてトータルで考えよう!
できることから工夫して始めてみましょう。
勉強時間を生み出す「スマホ利用」術



スマホが気になって集中できないことがあるんだよね⋯



スマホを机に置いておくと通知がきてすぐにLINEやインスタを開いちゃう⋯。
スマホが気になって勉強に集中できない…。そんな悩みを持つ人は多いです。
スマホを敵ではなく味方にする工夫で勉強時間を生み出せます。
勉強用タイマーアプリを使うと、集中力が高まり効率的に学習を進められます。



タイマーアプリで時間を可視化しよう!「この時間だけは集中しよう」と決めて勉強するとはかどるよ。
例えば、「Studyplus」を使えば、勉強時間をタイマーで測りながら、その記録をアプリ内に保存できます。
自分の頑張りが数字で見えることで、達成感が得られ、次の勉強へのやる気も続きやすくなります。


「Studyplus」は、累計800万ダウンロードを誇る人気の学習記録アプリです。
大学受験をする生徒の2人に1人が利用しており、勉強時間や学習内容を簡単に記録・管理できます。
仲間と励まし合えるSNS機能もあります。すぐにダウンロードして使ってみましょう。



勉強時間が積み上がっていくから達成感を感じられるよ!自己肯定感がアップするね。
勉強時間を生み出す「スキマ時間」活用術
スキマ時間を活用すれば、1回あたりの時間は短くても、まとまった勉強時間を生み出せます。
- 通学中に英単語アプリ、リスニング音声を再生
- 部活が始まる前に暗記カード、確認テストアプリを使う
- 授業の休み時間5分で1問解く、1語覚えるなどの「スモールゴール」を設定する
- お風呂に入りながらスタディサプリの動画を見る
上記の方法を実践するだけで、1日数時間の学習時間を生み出せます。
大切なのは、「この時間は集中する」と心に決めてやりぬくことです。
スキマ時間の活用は、忙しい高校生ほど大きな成果をもたらし、勉強の質と量を同時に高められます。



いますぐにできるから即行動に移そう!
部活が忙しい人は短時間高効率の学習を
部活や課外活動で忙しい人ほど、長時間の勉強が難しいです。
短時間でも成果を出せる「高効率な学習法」を実践しましょう。
「高効率な学習法」を毎日継続する習慣ができれば、ちりつもで学力は着実に積み上がっていきます。
授業中にやる内容はその場ですべて習得する意気込みで授業を受けましょう。
脳科学的に「思い出す行為」が記憶の定着を強化することが証明されています。
数冊の問題集に手を出すのではなく、1冊を徹底的にやりきる学習が効果的です。
朝は脳がリセットされて新しい情報を吸収しやすいです。夜寝る前は睡眠中に脳が記憶を定着させるため暗記が効果的です。
部活で忙しい人は、1回1回の授業を大切にして、スキマ時間を勉強に当てる習慣をつけましょう。



継続は力なり。習慣ができれば勉強するのにエネルギーを使わなくてすむよ!
スキマ時間でも集中して高効率な学習を実践できれば、高い学力をつけられます。
過去にも部活で全国大会に出場して、早慶や旧帝大に合格する生徒を何人も見てきました。
あなたも今すぐできることから始めていきましょう!
まとめ 難関大学に合格するためには
難関大学合格を目指すには、膨大な勉強時間が必要だと感じがちですが、実際には「毎日の積み重ね」と「時間の質」が最も重要です。
合格者の多くは、高1・高2からコツコツと学習を続け、高3で一気に学習量を増やしています。部活や課外活動と両立しながらも、朝や通学中などのスキマ時間を活用し、1日トータルで必要な勉強時間を確保しているのが特徴です。
ただ長時間机に向かうのではなく
- 授業を最大限活用する
- 1日のルーティーンを決めて、勉強を生活に組み込む
- スモールゴールを決めて集中して取り組む
- スキマ時間を最大限活用する
- スマホを味方につけて勉強内容を記録・分析する
など、学習の質を高める工夫も欠かせません。
短時間でも継続する習慣を作ることが、忙しい高校生活の中でも大きな成果につながります。
「EduWave 学びの探究」ではあなたの大学受験をサポートします。記事が良かったと思ったら、シェアしていただけると励みになります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
エデュウェーブ 学びの探究
コメント